番外編 （名前）の母サイド ページ11
今日は異能特務課としての暗殺の役目を荷なうことになった。
ターゲットは危険異能者で何度もテロを起こしている犯罪者。
暗殺するのは夜。
今夜は満月だからきっと夜叉の最大の威力で仕留めることが出来そうね…。
私は異能使いのアサシン。
異能力名は、【月光の夜叉】
夜の時のみ発動する夜叉の召喚及び操作が可能な能力。
さてと。そろそろ時間だわ…
坂口「流華さん、もう行くんですか？早いですね…。ていうか、アサシンとして動く流華さんって雰囲気が違いますよね…あ、娘さんのAさんは、今種田さんのところで預かっているそうですので心配は要らないと思いますよ。」
流華「そう。ありがとう…それじゃ、行ってくるわ。」
坂口「はい、行ってらっしゃい。」
私は坂口と別れ、ターゲットの元に向かった。
私は一般人を装い、ターゲットを人目のつかぬ、路地裏へ追いかけられる振りをしながら、隙を突いて夜叉のレイピアで胸を1突きした。その時である。
人の気配がしたのは。
私は反射的に月光の夜叉を相手に放っていた…。
しかし、次に聴こえたのは___愛しい娘のAの声。
しまった！このままでは怪我を負わすどころか命さえ奪ってしまう！Aは娘は異能を持たない一般人なのだ。
しかし奇跡なのか皮肉なのか…。
次の瞬間に現れたのは私の異能と良く似た異形、
洋装にマント、手には刀が握られた夜叉であった。
何故、夜叉がもう一体…？
答えはすぐにでた。
娘の異能力だったからだ。
娘の異形は私の月光の夜叉と刃を交える。
月光の夜叉と夜叉姫の対決であった。
己の危機からAは夜叉の異能に目覚めたのだろうが…。
流華「A‼聴きなさい！私は反射的に貴女の気配を感じ、夜叉をむけました！ですが、貴女と知った今は敵意はありません！貴女を殺すことなど私は望まない！夜叉をしまいなさい。」
Aは言葉が通じたのか、夜叉をしまった。
なんてこと‼
あの子はもう夜叉を好きに扱えてしまうのか…。
私でさえ訓練を積んでいるというのに…
私はAに近づこうとしたがAは震え、怖がってしまった。当然な事だろう。仕方なく、安吾を呼び出してしばらく異能特務課に保護として置かせる事にした。
異能特務課にAがいる間に私は東京にあるセーフティハウスに住む、私の夫、アヤトに娘と暮らすように頼み、手続きも済ました。
一応、異能特務課の方で新人エージェント女性には世話をお願いして。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
着物
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠 永礼(プロフ) - 悠紀さん» ありがとうございます！猿比古となるべく絡ませたいとも思っています！これからも宜しくお願いします！更新のお楽しみとのことも嬉しく感じます！ (2017年8月4日 15時) (
レス) id: b6df0390b8 (このIDを非表示/違反報告)
悠紀(プロフ) - 私は猿比古が大好きなので少しでも猿比古とのお話が増えてくれるのがとても嬉しいです。入院されながらではとても大変だとは思いますが、更新を楽しみにしてます。急に失礼致しました。 (2017年8月4日 15時) (レス) id: 0834501bf5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
