素敵な恋のはじめ方 2nd 【赤】 (ページ5)

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出会い重岡side ページ5

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突然、神ちゃんから

神山智洋今大阪来てて、○○って店おるでおいでや

ていう連絡が来たから

急遽そのお店に向かった。

店員「こちらです」

『どーも』

神山「おー！しげ！」

『え、これなんなん？』

神ちゃんと2人で飲むんかと思いきや、

すごい大勢で飲んで食べて楽しそう。

神山「今日、舞台の大阪公演がラストでな？その打ち上げや」

『えっ、そんなん俺おったらあかんやん。なんで呼んだん、帰るわぁ』

神山「あー、いいのいいの！てか、しげの話したらしげに会ってみたいって言われたから呼んでんで」

『え？』

神ちゃんが俺のことをどう話したかもちょっと気になるけど…

『誰？』

神山「んーとな…あ、おった！みなみさん！」

相馬「あ！もしかしてしげくん？」

神山「そうです、来てもらいました」

相馬「わぁー、はじめまして。相馬みなみです」

大人の女性って感じの人やった。

『重岡大毅です』

相馬「うん、知ってる！神山くんからよく聞くのよ～あなたの話、大事な幼馴染だって」

あ、幼馴染っていう話か。

『そーなんすよ。学年は1個違うんですけど小学校から高校までずっと一緒で』

相馬「聞いた聞いた。もう1人いたけど、事故で亡くなったんですってね？」

『あ、はい…』

相馬「その子のこと忘れられずにいた時に現れた女の子のこと好きになって今は付き合ってるって話も聞いたよ♪」

は！？神ちゃん、お前そんな口軽かったか？

神山「いやっ、ちゃうねん、流れで…な？」

『流れちゃうし…』