【黒子のバスケ】私を助けてくれた君【赤司征十郎】

41,席替えの真実 ページ43

A「征。隣だね。よろしく」

赤司「あぁ。よろしく頼むよ」

ぜっっったい征が仕組んだよね？

この席替え。

赤司「何か言いたそうだね。何だい？」

はあ、いいや。

言ってしまえ。

A「この席替え仕組んだのって征だよね？」

赤司「ふふ。ご名答。でも何で分かったの？」

A「んー。何となくだけどね。強いて言うなら、火神を後ろに持って来たところ？」

赤司「そっちか。面白いな。普通なら後ろに協力者が集まってる。って言うかと思うけど、ね？」

A「あー。うん。それは1番最初に思ったけど、それじゃ平凡でしょ？だからもう１つの気になったことを理由にした感じ？」

赤司「なるほど。頭良いんだな、A」

A「え？いや、そんなことないけど？」

皆「「「「「いや、そんなことあるよ/そんなことあるだろ」」」」」

え？

A「何で皆、声合わせて肯定してるの？」

黒子「いや、Aさん。毎回テストの点数、全部満点で、ぶっちぎりのトップじゃないですか」

皆「「「「「「ウンウン。黒子の言う通りだよ」」」」」

え？

A「あの、ごめん。皆そうなんじゃないの？」

皆(o_o)

赤司「いや、僕でも呆れるな。驚きを通り越して」

えー？

征までー？

A「でも、誠凛のテストだし、洛山よりもレベルが低いからじゃない？」

赤司「試しに解いてみてくれ」

そう言って1枚の紙を私の前に出す。

A「これは？」

赤司「洛山のテスト」

A「分かった。今解くからちょっと待って」

そう言って私は問題を解き始めた。

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