【黒子のバスケ】私を助けてくれた君【赤司征十郎】

19,学校 ページ20

私達は車で誠凛高校まで送ってもらった。

A『じゃあ征、また後でね』

そう言って、私達はそのまま征は職員室、私は教室に向かった。

車から降りるときから視線を感じていたけど、その時は征が居たから何も無かったけど

征と別れた瞬間に軽蔑の目を向けてくる。

A『(征、やっぱ怖いよ…)』(小声)

ガラッ

私が教室に入ったことを知らせる音だ。

男子「おい、A！お前昨日どこ行ってたんだよ。俺と約束があっただろ」

私が教室に入ったとき、最初にかけられた言葉だ。

約束…なんてした覚えないけど。

A『ご、ごめんなさい。昨日は新宿に行かないと行けなかったから。本当にすいません』

挨拶をしても返ってこない。

征、早く来てくれないかなぁ。

っていうか、征が私のクラスとは限らないよね。

うわぁ。

また墓穴掘ってるし。

征、お願い。

私のクラスになって。

じゃなかったらもう学校に居たくない。

だってこんな学校に居たくないもん。

男子「別にいいわk…担任「おい、お前ら、席に座れ。転校生が来るぞー」おい、遮ってんじゃねぇよ」

転校生って征のことだよね。

よかったぁ。

征が私のクラスで。

担任「でも異例だから気を付けろよー。1人じゃねぇから」

え？

1人じゃないの？

こんなタイミングで大人数？

まぁ、征がいればいいや。

20,異例の転校生→←18,登校！

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