【黒子のバスケ】私を助けてくれた君【赤司征十郎】

17,いじめの解決策？！ ページ18

赤司「おい？A？もしかして、忘れてた。とか？」

うぅ、図星だ。

A『はい。すっかり。どうしましょう』

すると、征十郎が何か思いついたように私を見つめてきた。

赤司「そうだよ。なんで俺は思いつかなかったんだ」

征十郎はそこで一旦言葉を切って

赤司「A。俺の彼女になってくれないかい？」

は？

征十郎は何を言っているの？

赤司「そうすれば君に手出ししてくる奴はいないだろう？」

そりゃそうですよね。

だってあの赤司征十郎様ですよ？

そんな人の彼女に手なんで出したら…

うん。

想像がつくなぁ。

A『いや。悪いですよ。征十郎に』

赤司「君は俺が嫌いかい？」

A「いや…そういうわけじゃ…」

赤司「ならいいだろう？」

あぁ、これ私が折れないと、このくだり続きそうな気がする…。

A『はい。分かりました。私、征の彼女になりたい！』

赤司「あぁ。よろしく頼むよ。A。それに俺も彼女がいれば、俺に対する呼び出しも減るだろう」

ん？

なんか最後、この人にしか言えないセリフを言ってた気がする。

まぁ、いっか。

こんなことを話していたら、もう学校に行く時間になっていた。

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