【黒子のバスケ】私を助けてくれた君【赤司征十郎】

10,味方 過去編6 ページ11

伊月「A。お前、監督にはめられたな？」

伊月先輩は見抜いてくれたようだ。

黒子は…

黒子「Aさん。僕は、ミスディレクションで監督とAさんのやり取りを見ていたので大体事情は分かっています。」

伊月「だから途中でいなくなったのか…」

黒子「は、はい。すいません」

伊月「いや。助かった。ありがとう。これでAの疑いも晴らせるな」

黒子「あの、ちなみに僕、写真と音声ありますけど…」

は？

何言ってんのこの子は。

伊月「おい、黒子。お前なんでそれ皆の前で言わなかったんだよ」

伊月先ぱーい！

私も同じこと思いました。

黒子「もし言ったとしても、最近僕達はAさんと仲よかったから庇ったと思われると思ったからですかね。それに作り物だ！だなんて言われたら言い返しようがありません」

あ、確かに…

よく考えてるなー、黒子。

じゃあ作り物じゃないっていう証明をすればいいんじゃない？

黒子/伊月「「そうしましょう。/それだ！」」

へ？

この2人はいきなりどうしたんだ？

A『えっと。どうしました？』

なんか2人がぽかんとしてる…

珍しい！

でもなんで？

伊月「だからさっきAが言ったみたいに証明すればいいんだよ」

黒子「つまりは鑑定書ですね」

鑑定書出してもらったら相田先輩を懲らしめられるんだ。

楽しみだな。

黒子「では、鑑定書が出してもらえたら先輩達に見せましょうか」

A『いや、出してもらったら後は私に任して』

そう言ってこの話を終えた。

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