信じてもいいですか？ (ページ8)

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ピピピッ

目覚ましがなって、また一日が始まる。

昨日は帰ってきてすぐに眠りについたから、シャワーを浴びて、軽めの朝食をとった。

ココアを飲むとグクを思い出して泣いてしまうから、グクと別れてからココアを飲むのをやめた。

お化粧をさっとして、仕事に行く準備をテキパキとする。

今日の天気は晴天で、気分が明るくなる。

気合を入れるために久しぶりにポニーテールをした。

「よしっ！今日も頑張るか。｣

今日はいいことあるといいな。

私の仕事はアナウンサーだ。

今日はアイドルグループのインタビューをしにいくらしい。

どこのアイドルかはわからないけど、気合十分だ。

ワクワクしながら待っていると、スタッフさんが来た。

スタッフ「これから防弾少年団さんはいりまーす！！｣

ん、、？嘘。今なんて言った、？

「すません、今日インタビューするお相手ってどこのグループって言いました？｣

スタッフ「防弾少年団だよ～。知らされてなかった？｣

一瞬で体が動かなくなった。

そうしているうちに、メンバーがぞろぞろと入ってきた。

あっ、、、泣きそう。

当たり前にメンバーのなかに、数カ月ぶりに会うグクの姿があった。