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ガッチャン
ドアが開く音で目が冷めた。
グクが1月ぶりに帰ってきたんだ。
私はベットから起きて長い栗色の髪の毛を縛って、朝は寒いからカーディガンを羽織った。
そして笑顔で
「グクおかえり。会いたかったよ。」
グクを迎える。
グクは静かにただいまと言ってシャワー室に消えていった。
グクが帰ってきてくれただけでも嬉しかった。
グクがシャワーを浴びている間に軽く朝ゴハンを作ってココアを入れておいた。
カッチャン
お風呂あがりのグクはいつも色っぽい。
髪の毛から水が滴り落ちて、3年同居していてもいつもドキドキさせられる。
JK「A、ご飯作ってくれたの?」
「うん。すごく軽くだけどね。笑ココアも入れたよ。グク好きでしょ?」
JK「うん。ありがとう。」
そう言ってグクは静かに椅子に座った。
JK「あのさ、A。」
JK「僕達別れよっか。」
一瞬時が止まったようだった。
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作者名:なつこ | 作成日時:2017年12月3日 23時