ギャグでしかないTDD【ヒプマイ】 (ページ9)

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◇合歓ページ9

都合により合歓ちゃんのみ
＂前＂と＂後＂のお話

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【前】

｢！とっても美味しいです！｣
そう言って髪の毛をふわふわさせながら彼女は笑った

『ホント～？良かったあ』

｢オウ、俺の妹に何手出してんだ？｣

『ヤクザの視力は0.01以下なの？』

｢俺様の視力は8.0だ｣

『お前マサイ族だったのか…』

ネムは乱数の家で、大好きなケーキ屋の新作を食べていた。
買い与えたのはA(碧棺合歓ガチ勢)である。
そこに左馬刻(碧棺合歓ガチ勢)が参戦していた

『女子会してるンで、出てって欲しいです』

｢恋人代行サービスにウン十万使ってるバカと一緒に居させるかよ｣

『なんで知ってるんですか？？』

エどこ情報？とアタフタするAをよそに、
お兄ちゃんあっちいって！、と綺麗なソプラノでネムが左馬刻を追い払う

｢すみませんAさん
お兄ちゃんホント過保護で…｣

『まァこんなに可愛い妹だから仕方ない』
Aが綺麗に微笑んだ。ネムはドキッとして髪を耳にかけながら囁いた

｢もう大人なのにな…｣

『左馬刻はガキだからね、頼られたいんじゃない？
ネムちゃんも、もうちょいお兄ちゃんに甘えといて良んだよ』

ネムは最後に残した苺をフォークでカチャカチャと遊ぶ

｢…Aさんにも、甘えていいですか.？｣
言って恥ずかしくなって顔を染めた
がAは真っ直ぐネムの目を見て言った。

『お姉ちゃんだと思って＂存分に＂甘えなさい。』

その言葉を聞いて、ネムは花を咲かせて笑った

■

【後】

中央区からの呼び出しが来た

近況報告を求められる事はあったが、呼び出しは初めてだったので一応ドキドキしながらイチジクの元へ向かった

『ご要件は何でしょうか』

｢嗚呼、お前に新しい部下を頼みたくてな｣

『新しい、部下…？』

イチジクは頷いたあと、入れ、とドアの向こうへ声をかけた

｢コイツが今日からお前の部下になる｣

紹介された女性は、兄と同じ色の髪を揺らしながら私の前へ来た。

嗚呼、これはもう、許してもらえないなと思った。

｢合歓です。よろしくお願いします。｣

『…初めまして(･････)。よろしくネムちゃん』

見慣れた彼女の赤い目は真っ直ぐ私を責めていた。

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ぬぬぬさんリクエストありがとうございました。