ギャグでしかないTDD【ヒプマイ】 (ページ5)

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バレンタインページ5

『早いことにそろそろバレンタインです』

｢危うく更新停止されるとこだったね｣

『寂雷センセーはバレンタイン沢山貰いそうですね』

｢君は驚く程話を聞かないなそこら辺のブタのほうが賢いぞ｣

『え、バレンタインデーにトンカツ貰ってるんですか？アピールの仕方が斜め上を行ってますねその子』

｢なんでお前らはいつも僕の家にいるの？｣

in乱数家
綺麗に整理されたキッチンで、寂雷とAはチョコを作っていた
正式には寂雷は助手であったが、Aが作ると形容ではなく板チョコが泥ダンゴにマジカルチェンジするので、致し方なく一緒に作っていた(ほぼ寂雷が作っている)
しばし無言でチョコを作っていたが、Aが急に喋りだし、寂雷がメタ発言をしたという仕様である。

『一郎の家じゃ出来ないし、
ヤクザの家でチョコなんて作れないでしょ。
＂手作りボンボンショコラ～新鮮な血液を添えて～＂
とか作りたくねぇよ』

｢寂雷の家でやれよ｣

｢汚されたくない｣

｢クソジジィ…｣

乱数が包丁を寂雷ジジィにぶん投げたが、綺麗にキャッチされ(人間やめてる？？？？？)それを見た乱数は諦めた様に溜息をついた

｢ていうか何？なんで女子のくせに作れないの？｣

『女子がみんな料理上手な訳じゃねぇんだよ
みんなちがってみんないい精神大切にしていこ』

｢さっきの泥ダンゴ誰にあげるつもりだったわけ？｣

『友達』

｢その友達と絶交したいのかな？｣

まさか、とAが笑った
いやあの出来だと絶交どころか殺意すら見えてくるぞ、という言葉を面倒くさくて飲み込んだ乱数

『あと会社のヒト』

｢会社に男子がいるのかい？｣

『寂雷センセーもしかして嫉妬ですか？』

｢君の脳には血液じゃなくて下水が流れてるみたいだね｣

『友チョコですよ、みんな美人な女の子です』

｢ハ？オネーサン紹介してよ｣

『黙れ小僧。お前みたいな野郎に渡してたまるか』

▼A は泥ダンゴ (チョコ) を投げつけた！

｢……………あ？｣

『わァwwwwwwwwwwww』

▼ 乱数の顔にクリティカルヒット！

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その後投げ合いして(寂雷も参加)キッチンぐちゃぐちゃになったし、全身チョコまみれになったのを見て、仕事帰りに来た血まみれのヤクザが｢うわ、｣とかいったので3人でチョコ投げた

チョコは無事に出来た

HappyValentine