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貴方side
涙が溢れてくるのを必死に拭いながら、凍えるような空気の中を必死に歩いていたら、
「．．．A？」
今一番、会いたくない人に、出会ってしまった。
「．．．偶然だね。あ、私急いでるから」
震えそうになる声でその場をやり過ごして、また歩き出そうとしたけど、
「まって、」
やっぱり、そうはならない。徹に腕を掴まれて止められてしまった。
「．．．なに」
「．．．キスしたの、岩ちゃんと」
一番今、触れられたくない質問。
徹は一に聞いたのだろう。
「そうだけど」
振り向かずに答える。
「．．．じゃあなんで、そんなに泣いてんのさ」
バレてた。そんなに、泣いてたのかな、私。
「わからない、、、わからないの！一とキスできて、嬉しいはずなのにっ、なのに、徹の顔が．．．浮かんで来るの！！」
「え．．．」
驚いたのだろうか、腕を掴む力が緩んだ。
そのすきに私は、徹の手を振りほどいて走り出した。
徹は、引き止めも、追いかけても来なかった。
言っちゃった、言ってしまった。彼に言ってしまってよかったのだろうか？
一がこれを聞いたらどう思うのだろうか。
最悪だ、私は、最悪な人間だ。
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おかし(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます...！ツンデレ上手く書けているでしょうか...？読んでいただきありがとうございます (2020年12月1日 7時) (
レス) id: f0d3aae6e9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - ツンデレ岩ちゃん好きです！どこもかしこも男前だなぁ (2020年12月1日 7時) (レス) id: 94d4b08854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかし | 作成日時：2020年11月29日 17時
