寂しくない…！ ページ18
―――ゆっくりとベッドに降ろされた感覚。
身体が熱い。
ふと誰かの手が、私のおでこに触れる。
……冷たくて気持ちいい。
するとその手は、私の髪を結わえていたゴムをスルッとほどき、指先で髪をすく。
「……こんな無防備なとこ俺に見せんなよ…」
耳元でどこか聞き慣れた声がする。
誰だろう…よくわかんないな。
すると、ふとおでこに一瞬何かが触れる。
「……バーカ…」
夢の中なのかな…身体が思うように動かない。
ねぇ、誰なの…？
「……ん…」
気がつくと、そこは見慣れた私の部屋。
寝ていたベッドの横には、ウトウトしているリョーマくんの顔があった。
「あ…おはよ」
リョーマくんは腕を伸ばして、眠たそうにあくびをする。
「おはよう。運んでくれてありがとう……ずっとここにいてくれたの…？」
リョーマくんは目尻に涙を浮かべたまま、フッと笑った。
「アンタのこと運んできたら、たまたま眠くなっただけ」
リョーマくんはそう笑って、きゅっと私の手を握る。
「あっつ…いま氷と薬となんか食べれるモノ持ってくるから」
「そこまでしなくても大丈夫だよ。リョーマくんも合宿で疲れてるし…」
マネージャーが選手に気を遣ってもらうなんて、ダメでしょ絶対…！
立場が逆だもん。
「そういう変な遠慮いらないから。それにAさ…
このまま放っておいたら、ぽっくり逝っちゃいそうだし」
「し、失礼な…」
リョーマくんはクシャッと私の頭をなでると、部屋を出て行こうとする。
「すぐ戻るから、寂しいだろうけどちょっと待ってて」
「寂しくないから…！」
とは言いつつも、心のどこかではもう少しだけそばにいてほしいと思ってもいて…
……矛盾しすぎてる。
「いい子にしてたら…添い寝くらいはしてあげてもいいよ」
「余計なお世話ッ…///」
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あやめ - 話は、長いけどリョーマ君最高 ４もきになる (2015年2月23日 17時) (
レス) id: 29edf9bf39 (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - 続編(＋４＋)できました！よろしくお願いします！！ (2012年8月15日 10時) (携帯から) (レス) id: 508a72acb1 (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - サヤカさん» 【サヤカちゃん＊】私は中３です！！こんなヒマそうだけど受験生ｗｗよければ続編、＋４＋もよろしくお願いします！ (2012年8月15日 10時) (携帯から) (レス) id: 508a72acb1 (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - ちなさん» 【ちな＊】想像力豊かって褒め言葉じゃん！私もよく言われるｗｗそして、＋４＋もよければよろしくお願いします← (2012年8月15日 9時) (携帯から) (レス) id: 508a72acb1 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - そうやねｗ特技が妄想とかｗｗでもあたし発想力豊かって言われるわぁｗん〜嬉しくないねｗｗ (2012年8月14日 22時) (レス) id: 5735372ab3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔弥 | 作成日時：2012年7月23日 19時
