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散歩 ページ4

.



それは少し冷える朝









『ふぁ〜』







大きく欠伸を漏らして目を覚ます





鬼滅隊は鬼を狩る
鬼は夜に出る
だから必然的に昼夜逆転の生活を送ることになる

そんな生活を続けていれば嫌でも体に染み付く訳で…




外を見ればまだうっすら明るい程度


こんな時間に目を覚ましてしまっては二度寝をする訳にもいかない







『少し…散歩しよ』







寝巻きのまま出てきてしまったことを少し後悔するが、こんな時間に通る人も居る訳が無く

まぁ良いか、と考えていた









しかしそんな時ほど
ばったり出くわす







甘「おはよう!Aちゃん!!」







『蜜璃さん。おはようございます』







甘「早いのね!!こんな時間から鍛錬かしら!?そんなに熱心なら継子にならない!??」







『私冨岡さんの継子になりたいので。

蜜璃さんはどうしてこんな時間に?』




蜜璃さんはいつもの隊服を着ている

鍛錬…は別の格好だろうし…
まさか仕事??






『まさか。仕事ですか?』





甘「えへへ。正解!鬼自体はそんなに強く無かったんだけど…距離が遠くて…」





柱になると大変なんだろうな…会議の後に鬼狩りで朝帰り…私だったら絶対身体持たないや






『身体には十分気をつけて下さいね。蜜璃さん綺麗なんだから…肌荒れとか禁物ですよ!』






甘「私の事心配してくれてる!?可愛いわ!!ありがとう!!」







それじゃあまたね!!と朝帰りとは思えない元気さで去っていく蜜璃さん


会う度に継子にならないかって誘ってくる
面倒と思う時もあるけど
柏餅もくれる凄くいい人だ





あと美人で胸がおっきい









また誰も居ない道を1人で歩く

目を凝らすと1人の男性がこちらへ歩いてくる

その男性が不死川さんだと気づき

急いで駆け寄る









『おはよう!不死川さんも朝帰り??』



不「いや、俺はちょっと散歩でな。こんな時間に目ェ覚めちまって、今から鍛練する訳にもいかねェからな」




『そうだったんだ、私もね!変な時間に起きちゃって。散歩してたの!そしたらさっき蜜璃さんに、会ってねー!!』





不「そうかァAは朝から元気だな。転ばねぇよう気ィつけて歩けよォ!」





『うん!不死川さんも気ィつけてね!!』





ばいばーいと手を振る
不死川さんとは無一郎以外で唯一タメ口で話せる人

聞き上手で甘えさせるのが上手い
それに沢山甘味をくれる

頼れるお兄ちゃんって人!








.

柏餅→←髪色



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sei(プロフ) - 叉羽さん» 叉羽さんコメントありがとうございます(*´罒`*)伊黒さん!!絡ませたいんですけど口調が...上手くネチネチを出せるか心配なんです!!←柱で出てきてないの伊黒さんだけですもんね...頑張ってみます!!ありがとうごさいます! (2019年9月6日 18時) (レス) id: 79d34fe51b (このIDを非表示/違反報告)
叉羽 - 伊黒さんと絡ませてほすぃー! (2019年9月6日 17時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2019年9月4日 23時

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