【ヒロアカ】やくそくごと【切島鋭児郎】

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峰｢時崎さんよぉ！｣


『？どうしたの？』


峰｢女子更衣室は楽しかったか！！｣

『楽しかったよ！皆で自己紹介してね、先生は友達ごっこしたいなら他所行けって言ったけど…雄英でも友達と仲良くなりたいなぁって…』



へにゃっと微笑む彼女

峰｢こめん。時崎。俺が悪かった｣


そんな純粋な彼女に邪の心で話しかけた峰田実は酷く心が傷んだ。





｢｢｢｢個性把握…テストォ！？｣｣｣｣


麗｢入学式は！？ガイダンスは！？｣

相｢ヒーローになるんならそんな悠長な行事 出る時間ないよ｣

麗｢……！？｣


相｢雄英は"自由"な校風が売り文句。そしてそれは"先生側"もまた然り


｢｢｢｢…？｣｣｣｣｣


相｢ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走…中学の頃からやってるだろ？"個性"禁止の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だよ｣


相｢爆豪。中学の時ソフトボール投げ何mだった｣

爆｢67m｣




『え…67？人間じゃなくない？』

峰｢きっと出来がちげーんだよイケメンは｣




相｢じゃあ"個性"を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ。 思いっ切りな｣




爆｢んじゃまぁ…(球威に爆風をのせる_____!!)｣


爆｢死 ねぇ！！！｣


ﾋﾞｭｵ!!!


((((……………死 ね？))))



ﾄｯ…ﾄｯ…ｺﾞﾛ…


相｢まず自分の"最大限"を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段｣


ﾋﾟﾋﾟｯ_____705.2m


｢なんだこれ！すげー面白そう！｣
｢705mってマジかよ｣
｢"個性"思いっきり使えるんだ！！さすがヒーロー科！！｣

緑｢(ちょっと待てよ。マズイぞ8種目…いきなりこんな…)｣


『個性把握…ねぇ…。把握出来るんかな…。』

峰｢ん？どうしたよ！楽しそーじゃねーか！頑張ろうぜ！時崎！｣

『んーん。何でもないよ。頑張ろうね。』ﾆｺ



相｢……面白そう…か。｣

『？』

相｢ヒーローになる為の3年間 そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい？…よし、トータル聖蹟最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう｣



｢｢｢はあああ！？｣｣｣



緑｢(なんだそりゃ！？マズイ…8種目…!)｣



『除籍か〜峰田くんが除籍されそうになったら私が助けてあげるからね！』

峰｢はあ！？縁起でもないこと言うなよな！｣

『だってほんとだもーん』


緑｢(100か0か。僕はまだ"調整"なんて…)｣


相｢生徒の如何は俺達の自由。ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ｣

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