貴方だったのね。

３８話 ページ40

炭治郎side




禰豆子を箱に戻して背負い直してから、宇髄さん達が居る所へ戻り交戦したら、Aが鬼に毒を打たれたと知った瞬間怒りが込み上げてきた


よくも、よくも....俺の大事な妹を！



何より許せないのは、Aを守ってやれなかった事。



愛美から苦しめられてる事すら気付かず俺や他の兄弟が苦しめて居たんだ。


次は、次は！！って、思ってたのに


なのに、守れなかった......。


ごめん、ごめんな！謝る事しか出来ない兄ちゃんを許してくれ


Aは、俺の事や禰豆子の事を家族だなんて思ってなかってたとしても、俺はAを守ってみせる



だが、戦闘が進む中鬼に押され続けて居た。瓦礫が落ちて来たり伊之助は、心臓を刺されて居た。



そんな......っ！！俺は上を向くと大きな瓦礫
が落ちて来た



目を瞑った瞬間、痛さが無かった


目を開けると血を流しながら倒れるAが居た。







炭「A......？まさか、俺を庇って。嘘だ！！」








涙が止まらない。長男なのに！どうして






ごめん、ごめんな.....。情けない兄ちゃんでごめん！！







もう、辞めてくれ









俺も気が付けば気を失って居た。

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