貴方だったのね。

１８話 ページ20

炭治郎side








俺は、知らない屋敷で眠って居た。




目が覚めたら、俺がどうしても謝したかったAが居た。





やっと、やっと会えた！！



けど、Aは俺の事も禰豆子の事も覚えて居なかった



Aからは、やっぱり嘘の匂いはしなかった。本当に覚えて居ないんだ。家族の事も



嘘だと言って欲しい。おまけに名前も変わっていた。



Aが、俺を見る目は汚物を見る様な目だった。



当然だ。散々Aを苦しめたんだから



でも、極め付けの言葉は






「鬼もこの人も殺すべきだと思う。幾ら理性があるからって、生かしておくべきじゃ無い。仮にも、その鬼と同じで理性のある鬼が現たら見逃さなきゃいけないの？


この人だけひいきじゃない？私達は、鬼を殺す組織なのに」







って、そんな！！Aがそんな事言うわけ.......。



Aは、愛美が来る前は優しくてよく笑う奴だった。兄弟達の面倒もよく見る本当に優しい子だった。



だけど、愛美が来てからは全く笑わなくなった。何処か奴れていた。手脚には傷だらけで



全部愛美にされていたんだな。俺は何も知らずにAを苦しめた









けど、ちゃんと謝りたい.....たとえ記憶が無かったとしても

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