【Episode.10：7人サッカー】 ページ11
試合開始早々、鬼道と豪炎寺君がボールを奪取。いい感じのところまで行けたが、やはりカットされてしまった。ボールはライン外に出た。
円堂「鬼道！大丈夫か！」
鬼道「ああ！お前はゴールの守りに集中しろ！」
角馬「雷門の中盤が目まぐるしく動く！人数が少ないハンデを、運動量でカバーしている！」
鬼道「(不思議だ…さっきまでとは違って、思い通りに試合が動く…)」
染岡「くそっ！これで勝てたら漫画だぜ！」
A「じっとしててよ。うまくアイシングできない」
染岡「いってぇ!?」
秋「もー。怪我してたのなら、どうして言ってくれないのよ」
壁山「だって…報告する程じゃなかったッス…」
風丸「…一人でも、多くの力が必要だと思ったんだ」
染岡「動けない皆の分まで、俺達が頑張らなきゃいけないのに…くそっ！」
A「だからって無茶していいわけじゃないよ」
瞳子「…鬼道君。理解したようね」
夏未「えっ？」
真意に気付いたのか、鬼道がベンチを見ていた。
鬼道「(あの三人はどこか動きが不調だった…あいつらが外れたことで、ゲームメイクがしやすくなっている…)」
円堂「そうか！怪我している染岡達に無理させない為に…」
豪炎寺「そして相手を前に誘い出し、裏を突く攻撃をする為に…」
鬼道「…フッ。面白い…」
夏未「…だから、7人で戦う作戦を？」
瞳子「…鬼道有人。彼なら、人数的不利を有利に変えられると思っていたわ」
そこから激しい攻防戦が続くいて、どんどん時間は削られていく。
角馬「さぁもう残り時間もわずかだー！果たして決勝点はどちらに!?奮闘する雷門イレブン！しかし流石に疲労が積み重なってきたかー？」
A「(さぁ…ここからどう動く？)」
相手陣に攻め込まれ、DF陣が動く。
土門「行かせるかー！」
目金「僕だってー！」
「かかったね！」
あの女の子がシュートするんじゃなくて、別の人物へとパスした。どうやらフェイクだったようだ。
加賀美･木曽久「｢セキュリティショット！｣」
塔子「決まったぁ！」
目金「円堂君！」
土門「円堂！」
円堂「来い！ゴールは俺が守り抜く！マジン・ザ・ハンド！」
必殺技を展開して、ゴールを守り抜いた。
染岡「出た！」
風丸「マジン・ザ・ハンド！」
壁山「完璧ッス！」
瞳子「！…」
A「…守護神、か」
円堂「やったぜ！」
角馬「止めたーぁ！鉄壁のマジン・ザ・ハンドだーぁ！」
「…凄い…」
【Episode.11：試合終了。からの…】→←【Episode.9：監督の指示】
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睦月火蓮(プロフ) - コメントありがとうございます。更新ペースはこれから遅くなりますが、どうか最後までお付き合いください。それと、残念ながら落ちは別の人物の予定です。ごめんよ風丸片想いだ (2015年8月6日 14時) (
レス) id: d5d83138c9 (このIDを非表示/違反報告)
風丸さくら(プロフ) - おもろいです続き楽しみにしてるよ後オチは風丸がいいんで候補に入れてて下さい (2015年8月6日 1時) (レス) id: eb417562a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月火蓮 | 作成日時：2015年8月2日 10時
