京極竜 ページ10
竜side
ﾄﾞﾝｯ
竜「いって……っ、A？」
誰かが教室から飛び出してきたと思ったら
泣いているAだった
竜「お、おい、どうしたんだよ」
「……ｸﾞｽｯ…別に」
教室の中を除くと、うつむいてる兄貴が見えた
竜「…お前…」
一向に上を向かず、泣き続けてる俺の大事な女
俺ならこんな顔…
竜「…ちょっと来い」
俺はAの手を引いて、空き教室に入った
竜「おい。顔上げろよ…」
「…むり。顔、ひどい」
竜「泣いてなくても一緒だろ？」
「なにそれ…ひどすぎ…ｸﾞｽﾂ」
竜「あーもうっ」
ギュッ
竜「これなら、顔見えねえだろ？」
「ちょ、いいって…//」
竜「は？誰のためにしてると思ってんだよ。文句言うんじゃねぇ」
「竜…ありがと」
Aがぼそっとつぶやいた
今にも折れそうな細い体を優しく包む
竜「礼はいいから、話せよ」
「…尊人さんがね、、」
こいつから話を聞いた俺は、怒りと驚きと、焦りを感じていた
「私ね、尊人さんが好きで好きでしかたなかった…」
知ってたことだけどかなり刺さるな…
「でも尊人さんは果音さんに夢中で、必死で忘れようとしてた。
やっと尊人さんのことを考える時間が減って、応援できるようになったのに…」
Aの心はきっとぐちゃぐちゃだ…
「今さらあんなこと…」
Aはきっと兄貴が…
自然と抱きしめる力を強くしてた
竜「いくな」
「え？」
竜「兄貴んとこいくなよ」
「っ…」
竜「そのまま俺でいっぱいになれよ」
「り、りゅう？」
だめだ…止まんねえ
竜「なんなんだよまじで、なんで俺の腕ん中で兄貴の話すんだよ…なんで…」
「竜！」
竜「っ…ごめん」
「う、ううん。私こそごめん」
竜「俺はあんた一筋だから」
「え…？」
竜「俺ならそんな顔させねえ」
「竜…」
竜「もう俺にしろよ…」
俺なりの精一杯だった
「そんな簡単に決められないよ…」
竜「簡単だよ。今すぐ俺でいっぱいにしてやる」
「え…？」
Aに伝えたい。嫌われてもいい。Aが俺でいっぱいになるなら…
その一心で俺は…
「んっ…！！」
((これで頭ん中俺1色だろ？))
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雪乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 京極 竜ページ10のここの部分 一向に上を向かず、泣き続いてる俺の大事な女 これ正しくは泣き続けているではないんでしょうか？ (2019年4月23日 22時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
LDH LOVE(プロフ) - 京極尊人の嫉妬とpinkが見たいです！ (2019年3月31日 23時) (レス) id: e90258cff7 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 天堂光輝くんのの嫉妬が見たいです (2019年3月31日 8時) (レス) id: 637364dd61 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 天堂光輝のpinkお願いします！ (2019年3月31日 5時) (レス) id: 3303885e1d (このIDを非表示/違反報告)
MAI(プロフ) - 京極竜のpink系と京極尊人の嫉妬が見たいです！ (2019年3月31日 2時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあさの
| 作成日時：2019年3月17日 11時
