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あなたside
晩ご飯も食べ終わって海司くんの家
電車の中でも海司くんは手を繋ぐ
離してるのは改札を通る時ぐらい
海「A。ここ座って」
海司くんはソファに座ってて、私を隣に座らせた
すると、海司くんが私の手を握ってきた
海「あのさ…さっきの、答えなんだけど…」
「さっき?」
海「なんで、手繋ぐかってやつ…」
「あぁ!うん」
海「別に知りたくないなら聞かなくていいんだけど…」
「え!聞きたいよ!」
海「だろーな」
ツンデレだ…
ゆっくりと海司くんが話し始めた
海「…俺はさ、あんまりうまく気持ちを伝えられねえっつーか…口下手っつーか」
「うん」
海「ほんとはこんなこと言いたくないのに、言っちゃったりして…」
「うん」
海「だから、変わり?みたいなもん」
「う、うん?なんの?」
海「だから…言葉?の変わり」
「どんな言葉なの?」
海「んなの、考えなくてもわかんだろ?」
「え、わ、分かんない…」
海「…言って欲しい?」
「うん!」
海「……わかった」
「うわっ!」
海司くんが急に握ってた手を引いた
私の体重は全部海司くんに
「ちょっ//」
海「このまま…聞いて」
「……」
海司くんの声が後ろから聞こえる
海「…Aのことが、好きなんだ」
「え?」
この言葉を聞くのは、初めてといっても過言ではない
海「Aのことが、好きで好きでたまらないけど…俺は口で言うのが苦手だから…だから、行動で伝えようって。Aが不安にならねえように」
「海司くん…」
海「俺、冷てえかもしんねえけど、ほんとは頭ん中、Aでいっぱいなんだ…」
彼から聞こえる甘い言葉に
私の心臓はただただ騒がしくなる
海「A、俺、こんなんだけど…これからも、」
「ずっと一緒にいる!」
海「っ!」
「海司くんが口下手でもいい!私は、海司くんの伝え方で十分嬉しいよ!」
私の心からの気持ち
海「……ありがと」
「ううん。
それより、もっかい言ってよ」
海「な、なにをだよ」
「え?好きって」
海「……絶対いや」
「なんでよー!」
海「調子のんじゃねえ」
あれからまだ彼から好きの2文字を聞いてないけど、海司くんは今でもずっと手を繋いでくれて、
私の事を大事にしてくれる
最高のツンデレ彼氏です!
END
<リクエスト>
・海司に溺愛
より
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雪乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 京極 竜ページ10のここの部分 一向に上を向かず、泣き続いてる俺の大事な女 これ正しくは泣き続けているではないんでしょうか? (2019年4月23日 22時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
LDH LOVE(プロフ) - 京極尊人の嫉妬とpinkが見たいです! (2019年3月31日 23時) (レス) id: e90258cff7 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 天堂光輝くんのの嫉妬が見たいです (2019年3月31日 8時) (レス) id: 637364dd61 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 天堂光輝のpinkお願いします! (2019年3月31日 5時) (レス) id: 3303885e1d (このIDを非表示/違反報告)
MAI(プロフ) - 京極竜のpink系と京極尊人の嫉妬が見たいです! (2019年3月31日 2時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年3月17日 11時