彼の髪が桜色の理由【n q r s e】

夕飯 ページ17

「時間的に夕飯作るんやけど何にする？」


もうそんな時間か。確かに腹減ってきたな…
俺は特に食べたいものはない


「Aは何か食べたのある？」


『あれ食べたい。オムライスってやつ。』


「あれ一週間に一回は俺らたべてるよな」


「あぁ…作るの楽なんよね」


別にAが食べたいならいいよ
あらきはそう言って部屋に戻っていった
るすも、じゃあ待っとってーと言ってキッチンに消えた
Aと俺が残された。…なんか気まずい


「A、お風呂入ってきたら？…1人で入れる？」


『わかった。多分入れる』


「なんかあったら呼んで。…るす以外で」


あいつ行かせたらAが何されるかわからないしな。
あ、タオルとかの場所教えないと





「俺流石に信用されなさ過ぎで泣くで？」


「今までの行いだな。どんまい…るす」


その頃のるすあら
るすは泣く泣く夕飯の準備中
あらきは可哀想に思い手伝い中

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