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バッカヤロウ子供をトラウマで不登校にさせる気か！？
しかしまこっちゃんはそのまま走り出してしまう。
「完全にただのバケモンじゃねーか！！」
まこっちゃんは前が見えないのか、道路を直進していく。
危なっかしすぎんだろ！！
「危ないまこっちゃん！！前進めェ！」
慌てて声をかけるが私の声も虚しくぶつかって死体が落ちる。
「あっやばい！死体おちた！」
「いい！死体はそのままでいい！置いていけ余計怖くなるだけだから！！」
土方クンの言うとおりだ。あとで死体は私達が回収しておこうと思っていると、ピクリと死体の指が動いた。
そしてそのまま起き上がり、ドドドと土ぼこりをあげながら本体へとダッシュ。
「死体はいいって言ってんだろーがァァァ！！」
みんな言うこと聞かねーじゃん！何？嫌われてるの私達？
慌てて追いかけると、見事に寺子屋の集団下校とホラー要素マシマシになった誠ちゃんがガッシャンコしており、子供たちは悲鳴を上げていた。
「「「「…………。」」」」
私達はもう黙って見ていることしか出来ない。
何この地獄絵図。真選組の評判が収集つかないことになるぞ。
土ぼこりがある程度晴れると、そこには誠ちゃんである三人が倒れていた。
「……いってー。オイ成功したか？」
「分かんないスよ。そんなの僕真っ暗なんだから。死体！どうなの成功した死体？」
「………。」
「もう死体のフリはいいっつーの！！」
倒れていたのは見覚えしかない三人衆。
……へぇ〜〜なるほど、そういうことことだったんだァ。
「オイ」
「何してんだ？てめーら」
誠ちゃん改め万事屋の後ろには修羅と化した真選組が立っていた。
あとは皆様お分かりであろう。
「なんかおかしーと思ったらやっぱりてめーらかァァァ！何してんだコラァァァ！！」
「違うっ！あの違うんですって！僕らはお通ちゃんに！」
「うるせェェェ！！人の邪魔ばっかしやがって、何だァァァ！！何が目的だァァァ！！」
「いやホントに僕らお通ちゃんにィィィ！！」
集団リンチである。
「2時17分、公務執行妨害で逮捕。」
ガチャリとした音を立てて3人の手首には手錠がはめられた。
3人はそれを見つめて…
「「「え、マジで？」」」
「マジで〜す」
納得のいかない様子の万事屋は、「お通ちゃんに頼まれた」だの「協力してほしいと言われた」だのと抵抗を見せる。
仮にそうだとしてもこちらは甚大なる迷惑を被ったのでギルティ。
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通行人N(プロフ) - 謬見さん» コメントありがとうございます(_ _;)毎週土曜日更新の予定です。Twitterで更新したらお知らせしていますので、ぜひそちらも✨これからも頑張りますのでまた感想をお聞かせ下さいね！ (2022年11月20日 16時) (
レス) @page17 id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
謬見(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました(*´꒳`*)更新待ってます！！ (2022年11月19日 21時) (レス) id: 9ecb800a6a (このIDを非表示/違反報告)
通行人N(プロフ) - 鬼魂さん» コメントありがとうございます(_ _;)そう言っていただけてとても嬉しいです✨これからも更新頑張りますので宜しくお願いします。 (2022年11月14日 15時) (レス) id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
鬼魂 - とても面白いです！更新頑張って下さいｯ!楽しみに待ってます！！ (2022年11月13日 16時) (レス) id: ce3cc772d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通行人N | 作成日時：2022年10月1日 10時
