学園王子と秘密の同居。~Kentaro~

９話 ページ9

Aside









朝








A「んー…………んっ？！」







起きたら隣に寝ていたはずの謙太郎はいなくて、




大きなテディベアが置いてあった。





服を着て、謙太郎を探しに家の中をうろちょろしてると、








謙「あ、おはよう」









お風呂から出たのか、上半身裸で腰にタオルを巻いてる謙太郎がいた。








A「ふ、服着て！！」






謙「えー？別にいいじゃん。昨日たっくさん見たんだからさ」








謙太郎はそう言い、私のことを抱きしめた。









謙「昨日、Aが俺に染まってくれてすげー嬉しかった」







チュッとリップ音をたてキスをした謙太郎。








A「もう// 馬鹿！」





謙「バカで結構コケコッコー」←






謙「さ、着替えるよ！Aも着替えないと遅刻するんじゃねーの？」




A「はいはい」








謙太郎と一緒に着替えに行くけど…








A「着替えるからで「やだ」謙





A「はっ？！」




謙「俺、出ないからね？」








なにっΣ








A「出てよ…」






謙「やぁだ」





A「はぁ…もういい着替える」








謙太郎はいないと思って着替えよう。






制服に着替え終わると、







謙「Aの制服姿やばい///」





A「どこがよ」




謙「朝だけど襲いたくなる」




A「バカっ///」




謙「はは(笑) さ、学校行こ？」



A「うん！」








謙太郎と手繋いで家の外に出るけど、、









A「私、学校行くの徒歩だから(笑)」





謙「ええ？！」




A「謙太郎はバスでしょ？」




謙「そんな… あ、じゃあ送ってくよ？」




A「ううん、大丈夫だよ。謙太郎、遅刻しちゃうよ？」




謙「うわっ！やべ！！行ってくる！」









焦った様子で私に軽くキスをし、走ってバス停へ向かった。








A「かっこいいな……」







走っていく謙太郎の後ろ姿を見て、そう思ったのは、私だけの秘密。

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