学園王子と秘密の同居。~Kentaro~ (ページ3)

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３話ページ3

Aside

A「ちょっ、離してっ///」

私を抱きしめてる謙太郎を離そうとするけど離れない謙太郎。

謙「えー。やだ」

A「離してよー//」

謙「ダメ、離さない」

視界が変わった。

目の前には謙太郎の顔。

謙「A…」

さっきとは違う、甘い声で私の名前を呼ぶ。

謙「俺ね…ずっと前からAが好きだったんだよ」

私の首筋を、指でツーっと撫でながら言われた言葉。

謙「Aは？俺のこと嫌い？」

A「好き、だよ…」

私がそう言うと、謙太郎は優しく微笑んで、顔を近づけてきた

あと３cm...

あと２cm...

１ｃm...

A「けん…」

一瞬だけ、

私と謙太郎の唇が重なった。

謙「俺、Aに告っちゃったー」

A「嬉しかったよ？//」

謙「俺も。Aが好きだって言ってくれて嬉しかった」

ってことは…

謙「今日から俺の彼女♪」

キャーーーーーーーーー//////←

か、か、か、彼女///

謙「ところで、Aはどこの高校行ってんの？」

A「駅の近くのところだよ。謙太郎は？」

謙「俺はｊ学園」

ｊ学園とは、頭よし、運動神経よし、顔よし、の3つがそろった人が行く高校。

謙太郎、、頭いいんだ………

ｊ学園に通ってる人は、いろんな高校の女子から、王子様と呼ばれている。

謙太郎、いつのまに私の手の届かないところに…

謙「大丈夫だよ、俺は、Aから離れねーから」

サラッとかっこいいこと言っちゃう謙太郎。

まぁ、かっこいいんだけどね？///

謙「つか、離さねーし」

そう言い私を自分の方へ引き寄せ、

ﾁｭｯ

また唇が重なった