172話ッス!! ページ27
はむっ、とサンドイッチを大口で頬張るさくらちゃん
むしゃぁ、とサラダを一気に食べる私
めちゃくちゃ食ってる私達を交互に見ながら牛乳を飲む好葉ちゃん
会話は無い
空気が重い訳でもない
別に普通、だけど喋らない
何故だか大食い競争みたいなのが私とさくらちゃんの間で起こっていた
対して多くもない朝ごはんをガツガツムシャァと
肉食動物のように頬張る私達
うん、美味しい
「どうしたの二人とも…」
見かねたキャプテンが私達に言った
「いや、別に」
「何もないよ」
「…ねーっ」
「…ねーっ」
言葉を二人で繋げて
最後は顔を見合わせて笑い合った
そんな困った顔しないでキャプテン
実際、なんでこうなったかなんて
誰もわかりゃしないんだから
「食べるのは構わないが時間には遅れるなよ」
神童君がすれ違い様に私達に言った
私達は「はーい」と軽く返事をして
食事を口に運んだ
…神童君、ほっぺにマヨネーズついてたなぁ
***
いまいち締まらなかった神童君だったがミーティングの頃には
すっかりもとの顔に戻っていた
ちゃんと洗ったんだな
欠伸を咬み殺して話を聞く
声が低く小さいため、何をいっているのかハッキリとは
正直なところ聞き取れない
ただなんとなく察したのが
「今のままでは世界に通用しない」
ということを言っているということだった
まぁ…3人以外素人な訳だしね
むしろなんで準決勝まで来れたのか
逆に疑問を打ち明けたいところでもある
もしかしたら、相手が力の持ち腐れってだけで
サッカー歴的には私達と一緒なんじゃないの
とか考えたときもあった
うん?宝の持ち腐れだっけ?
まぁ意味としてはだいたい一緒な筈だし
別に気にしないで置くことにする
「…着いてこい」
監督がそういった頃に
私はようやく現実に帰ってくることが出来たのだった
とてつもなく、命の危機を感じている
私の本能が着いていってはいけないと
そう言っているが
「何があるんだろ」
微かに聞いていた話を思いだし
好奇心が勝った私は
命の危機を忘れ去り監督達に着いていくことにした
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青たん＠卓球部(プロフ) - 高嶺 惟緒さん» 返信遅くなってすいませんっありがとうございます!井吹と風峰は結構ジリジリしますよ〜これからも（笑）まだまだ先は長いですがこれからもこの作品を宜しくお願いいたします!!コメントありがとうございました!!! (2013年12月1日 18時) (
レス) id: 93bc7c834e (このIDを非表示/違反報告)
高嶺 惟緒(プロフ) - 更新待ってましたー！この作品大好きなのでずっと待ってましたw主人公ちゃんと井吹じれったいなあと思いながらも楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2013年11月27日 3時) (レス) id: 101a6a6b98 (このIDを非表示/違反報告)
青たん＠卓球部(プロフ) - 花♪さん» 返信遅れて申し訳ありません… テスト大変でしたー…たはは……花さんも頑張ってくださいね!更新頑張ります!! (2013年11月26日 17時) (レス) id: 93bc7c834e (このIDを非表示/違反報告)
花♪ - 私も期末がぁ・・・(´･_･`)マジでヤバイです。テスト頑張りましょう！！( ´ ▽ ` )ﾉ更新も頑張ってください！！ (2013年11月15日 21時) (レス) id: be97a93179 (このIDを非表示/違反報告)
青たん＠卓球部(プロフ) - 高嶺 惟緒さん» ありがとうございます!!更新最近出来なくて申し訳ないです…ごめんなさい…もうしばらくお待ちいただくことになるかと思われますが、気長にお待ちいただけると嬉しい限りです。更新頑張ります!! (2013年10月9日 21時) (レス) id: cd5eecfa11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青たん＠文才無 | 作者ホームページ：http://now.ameba.jp/aotan-apple/ http://www.nicotto.jp/user/mypage/index?us...
作成日時：2013年9月18日 19時
