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え? ページ10





アリーナに入ると集まってる選手達が俺を指さして口々に言った。



「ミーシャが適任だろう!」

「うん、俺も実は思ってたんだ」



いや、なんの話?まじで



「ミーシャ、今日の練習試合出てくれない?
チームのサイドアタッカー怪我しちゃってさ。」



「いやいや控えいるんじゃないの?
別に俺が出なくても良いと思うけど」



「ミーシャじゃないとダメなんだ。」




おお?言っとくけど俺、ゼニト所属じゃないよ?

来シーズンも所属しないしむしろドイツだよ?




こっちの言い分を言っても理解してくれず、
結局今日の練習試合、サイドアタッカーやります。




「コーチ!水買ってきますー」




緑のサングラスを外して仕舞い、バッグも片付けて。
着替えてからコーチに言った。


そしてアリーナを出る。
試合に出るのはいいけど、相手誰なの?





どんな攻撃仕掛けようか色々考えながら歩いてたら
前からたくさんの人が来るのが見えた。


すれ違うのやだな。でも水買うにはこの廊下しかないし。




自動販売機まではあと少し。



早足でこっちに歩いてくる大群とゆっくり自販機を目指す俺。


すれ違うのはすぐで。




相手の顔が見える距離になった時。
一番前に話しながら歩く、マサと祐希がいた。

男性→←はやい



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千尋 - 続き楽しみです! (2020年1月24日 13時) (レス) id: 6a8c623822 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠杏 | 作成日時:2020年1月19日 21時

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