天邪鬼の奇才プレイヤー２ (ページ33)

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再会と煽りページ33

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会場を出て着替えずにアリーナへ監督と向かう。
代表ジャージ、改めて見るとかっけえな。

俺の登録は背番号7番。アウトサイドヒッター。
父親の誕生日が7日だからこの番号を選んだ。

アリーナの中に入ると見覚えのある人が笑

若槇「Aくーーーん！！元気？？」

「叶和くん！久々～～」

はい、叶和くんです。トレーナーの。
俺が泣きそうになりながら電話した人。懐かし。

若槙「今回も俺が見てるからね！
安心してプレーしていいよ、怪我は見逃さないし笑」

「それは心強い、ありがとね」

叶和くんと直に話すのも4年ぶりなのか。
そう考えるとみんな大人になったなあ～

石川「Aさん！早く入って！
人数足んないからミドルでいい？」

「ぶっとんでんな～祐希
俺は別にいいけど？全部止めるよ？知らないよ？」

石川「じゃあやってよ？俺も撃ち抜くからいいし。
てか今度セッターやってよ、俺にあげて？」

「うわあ、今めっちゃイライラしたわ～
俺天才だからさ、アタッカー以外もできるし？」

めちゃくちゃ煽ってくる祐希に乗った俺はバカ。

柳田「A～怪我だけはすんなよ？
お前いなくなったら俺無理だから」

彼女みたいなこと言い出すキャプテン。
大丈夫か？日本代表。

まあ俺がいるからなんとかなるよ、うん。え？

そんなこんなで始まったゲーム。
祐希に煽られたせいで俺ミドルだし。

全部止めてやろ、祐希のボール。巻き添えで有志も。
速攻とか得意だからやってやろうじゃん？
こっちのセッターは藤井さんだし。