*誘惑 fkkj ページ10
紫side
橙「おはよーございますっ。」
桃「おはよー、おおっ!?」
赤「あれ、切ったんだ。」
橙「はい!ちょっとイメチェンで、」
白「似合う!」
2日ぶりに会った恋人は、その姿を少し変えていて。
「髪、いいじゃん。」
橙「ホンマに?良かったー!」
うん、いいわ。
表情がよく見える。
撮影も順調に進んで、楽屋に戻ってきた。
康二はラウールに髪をいじられていて。
いろんなアレンジの仕方を試されている。
今時の若い子は、自分でもいろいろできるのね。
白「うんっ、これがいい!康二くん、今日は
ずっとこれでいてっ!」
橙「えー。ちょっと、落ち着かんなぁ。」
白「お願いっ!すごく似合ってるから。ねっ?
皆もそう思うでしょ?」
緑「そうだね。いいと思うよ。」
青「いいんじゃねーの?」
黒「そのままラウールに任せなよ。」
黄「ふっか見てみな。」
「ん?………っ!」
軽い気持ちで見たんだ。
イメチェンなんて皆するもんだし。
でも、
桃「…………ふっか?」
「……っああ、………そうね、いいと思うけど。」
橙「ふっかさんがそう言うなら……このままで
いよかなぁ。」
さっき見たときより、雰囲気が……ね。
なんか……ヤバイかも。
しかも俺が言うならって、照れくさそうに笑うんじゃねぇよ。
あーもう……お持ち帰り決定。
「康二、飯行こ。んで泊まって。」
橙「え?なんやふっかさん、急やなぁ。今日、
俺なんも準備しとらんよ。」
「いいよ。着替えとか、うちにあるし。
いいだろ?一緒にいたい。」
橙「っ///………もうっ!」
真っ赤な顔で、頷く。
それも、俺の気持ちを高ぶらせる要素になって。
メンバーと別れて、俺んちに直行。
康二に飯を作ってもらって、ちゃちゃっと食べて、シャワーもざっと浴びて。
短くなった、髪に触れる。
橙「ふっかさん。どしたん?」
「……髪、似合ってる。」
橙「んふっ。ありがとう。」
「ラウールがセットしたやつ、ヤバかった。」
橙「ヤバいって?………おっ!?」
康二を抱きしめ、顔にかかってる髪を耳にかけて、
「色気っていうの?そんな感じ。」
橙「そんなんあった?」
「うん、あった。……だからさ、」
橙「…んっ……ちょっとっ…」
露になった耳には、優しいキスを。
「ねぇ康二。俺にもっと、愛させてよ。」
誘惑の先は、2人の秘密。
808人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゃい | 作成日時:2019年11月14日 6時