ファン JWkj ページ34
あおさんリク
ーーーーーーーー
west青side
春から始まったツアーは、今日から横浜に。
だんだんと慣れてきて、内容を少し変えたり、アドリブを入れたりする余裕が出てきた。
今回はのコンセプトは、一体感。
ファンの皆に参加してもらう曲やゲームがあったり、皆の近くに行ったりして、楽しんでもらいたいっていうことにしてん。
今までのツアーより、来てくれた一人一人の顔が見られて、俺らもすごく楽しめてる。
今日の公演も、もちろん盛り上がって。
いよいよ、リストの中では最後の曲。
まぁ、たぶんアンコールさせてもらえるんやけど。笑
それぞれトロッコに乗って、できるだけ端っこまで手を振りに。
俺も、ちゃんとファンの顔を見るようにしとる。
最近は、家族連れや男の人たちも来てくれとって。
ホンマありがたいわぁ。
曲も終盤に差し掛かって、トロッコでの移動もそろそろ終わりってところで、なんや怪しい女子の集団が。
皆同じ方向に指差しとる。
なんやろ？って思って、その指差しの先を見てみると。
「 ！！？？ 」
ものすごく、見慣れた顔。
え、なんで？
なんでおるんや……………康二。
見に来るなんて一言も……
しかもそこ、普通の席やんか。
目が合って、見つかった〜みたいな顔して。
ちょっと恥ずかしそうに、控えめにこっちに手ぇ振っとる。
そこで止まるわけにもいかんから、とりあえず最後までやりきらんと。
てか皆知っとるんか？
いや、たぶん知らんな。
このゾーンに来るんはなかったはずやし。
アンコールの前に伝えんと。
最後の曲が終わって、裏に下がって皆でアンコールの準備。
w赤「あ〜、やっぱ最高やな！」
w橙「せやなぁ、横浜もすごいパワーやわ。」
w黄「さて、ラストいくで？」
「ちょお待って。」
メンバー皆、不思議そうに俺の方を見てくる。
w桃「どしたん流星。」
w紫「トイレか？」
w緑「はよ行かな間に合わんよ。」
「すぐやって。あのさ………康二が来とるよ。」
w「「「 ！！！？？？ 」」」
やっぱり、誰も気づいとらんかったな。
「２階の、端っこの方や。」
w赤「何言ってんねん流星。」
「ホンマやって。この後のアンコールで皆通る
とこや。近くなれば、ファンが指差して教え
てくれるわ。」
w桃「なんも聞いとらんけど。」
「俺やってそうやで。」
ホンマに、サプライズすぎるわぁ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 808人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年11月14日 6時
