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「何で落ち込むんだよ。気にすんなって。俺、アイツより千賀の事が好きになってたんだ、実は。初めて千賀を抱いた時、俺、こいつの事好きかもって」
「え・・・」
「いざ伝えようとした時、千賀の様子に異変に気付いてさ、でも見ぬフリをしてた。その場を見られたら他の社員に言われるのが怖くて。言えないまま出張に行って、仕事してるはずなのに好きな気持ちが大きくなってずっと千賀の事ばかり考えていた。上司である、がやさんと連絡して千賀の様子聞いてたんだ」
「嘘・・・」
「今の状況を知って飛んできた。苦しんでるから守ってあげてって」
「そうだったんだ・・・」
俺の片想いじゃなかったんだ。急いで来てかっこいい言葉言っているのに泣きそうな顔してて可愛く見える。あと胸の高鳴りは異常に半端ない。緊張しているんだ。
「千賀、好き」
重なる唇。あれ、あの時と違う。嫌な煙草の味がしない。何で?と聞こうとした時、ニカが言葉を発する。
「俺、千賀の為に煙草辞めたから」
「え、そこまで?」
「千賀の事好きなの本気だから」
「本当に吸わないの?」
「持っていた煙草全部捨ててきたから。ここに来るまで」
「ニカ・・・」
「行こうか」
手を握られ会議室を出た。ニカが北山部長に事情を説明し、俺達はニカの家へと行った。ベッドに倒れ込んで服を脱がし合い裸になれば行為をし始めた。後処理すると俺はまた泣き始めた。
「また泣いてる」
「これは違うの。嬉しい涙なの」
想いが通じ合ってこその涙。ニカは俺に微笑みを浮かべ指で涙を拭ってくれた。
「ニカ、好き」
とてもとても苦しくて切ない恋。何度も何度も涙を流して崩れかけていたものをニカが教えてくれたんだよ。切なくて甘い恋心。

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作者名:みん | 作成日時:2024年3月6日 23時

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