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「お前が可愛いからしたくなった」
「は・・・、ニカやっぱり酔ってるんでしょ?」
「酔ってたらすぐ帰るわ」
「いいから」
ニカに連れて行かれ辿り着いた場所はホテル。何も言わずフロントで受付しエレベーターへと乗り込んだ。
「一体、どういうつもり・・・」
辿り着いてから一言もしてない。ニカは俺の言葉を無視し続け入室。シャワーも浴びずベッドに押し倒され肩に頭を乗せたニカ。
「ここまで来て言うのも変だけどシたいて言ったら引く?」
「今更そんな事・・・」
「じゃ、いいんだな」
「うん」
ニカに身を任せ俺は脱力感になり、何でもどうぞ。という感じ。かなりの欲求不満があったのか結構な激しいものだった。でも俺は嫌でもなかった。終わるとニカが後処理しながらこう言った。
「千賀、シたことあるの?」
「え、あ・・・うん」
「ゲイなの?」
「触れないで」
「あ…、悪かった」
「別にいいんだって。いつかはバレるんだから」
「そっか。意外と前向きなんだな」
そう言ってニカはシャワーを浴びに行った。バレるて・・・言ったけど怖いんだ。過去の事を思い出すから。でもそれは表に出さない。シャワーから出てきたニカの後に俺も浴びて一晩過ごして朝早くホテルから出て帰宅。眠る時、あの優しい手の温もりが忘れられなかった。あの声・・・あの体・・・あの手・・・。心がぎゅっ、と締め付けられる感じ。もしかして俺、ニカの事・・・。朝、いつも通り出勤すると、「千賀」と北山部長に呼び出された。
「何でしょうか?」
「企画書良かったよ」
「ありがとうございます」
「頑張ったな。あ、それと・・・」
「はい・・・っ」
「昨日、二階堂と残ってたよな」
「え・・・はい」
「その後、一緒にいた?」
「ええ。帰るまで一緒でしたけど、どうかしたんですか?」
「遅刻してるんだよ。アイツの事だからどうせ寝坊だろう」
昨日飲みに行った事は隠した、昨日の出来事をつい口走っちゃうから。やっぱり飲みすぎたのか二日酔いだと思ってた矢先。
「遅れましたー!」
「ほら、来た。遅刻常習犯。二階堂!お前何度目だ!」
北山部長のデスクから離れた所にニカが来てその場で説教。俺は棚から資料がたくさんあるファイルを取り出し自分のデスクに向かった。北山部長が出ると、ニカは「疲れた!」とドサッ。とチェアに座った。

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作者名:みん | 作成日時:2024年3月6日 23時

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