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「じゃ、飯でも食いに行くか」
「デザートもお願いね」
「はいはい」
企画書が終わり北山部長のデスクに置く。そしてニカの行きつけのお店に行って注文する。
「生ビール。千賀は?」
「グレープフルーツジュース」
頼み終わると、目の前で吸い始める。
「あーもう、目の前で吸わないでよ」
「これ一本だけだから」
ほんと、匂い無理。何で目の前で吸うかな。俺が苦手なの知ってるくせに。匂いに耐えられずその場を離れようとした時、店員さんが来た。
「お待たせしました。こちらご注文の品です」
店員さんが来た瞬間、ニカはそそくさに灰皿に煙草を押し付けテーブルの上に置かれた飲み物を取って、はい。と渡される。
「ありがとう」
ビールを半分飲んだところでジョッキを置く。
「やっぱ仕事終わりのビール最高。千賀もこれ味わった方がいいよ。疲れた後の酒は最高だぞ」
「味わいたくもない、そんなもの」
ちまちま飲む俺にニカが見つめてくる。その視線が気になって口にしていた飲み物を止めテーブルに置かず手に持つ状態になる。
「え、何?」
「本当駄目なんだな。一口なら飲めるでしょ?」
「無理。飲めない。飲む気もしない」
「何でそんな断言するの?煙草も駄目。酒も駄目。あ、昔何かあったろ」
「別に何もない」
「いや、あったな。お前嘘下手」
「・・・もう、何なの」
「いや?別に。しかしお前アイツみたい」
「アイツ?」
「ん、一応彼女てやつ?」
「彼女いるんだ」
「一応ね。一方的な彼女だからちょっと距離置いてる。何か怖くてさ、見ろよ」
ガサガサと動きポケットからスマホを取り出す。操作をさせ俺に画面を見せつけてきた。その画面には二人がやりとりしたLINE。見ただけで身体がゾワッてした。女てこんなに強いの?ガツガツしてんの?今時の女性てこんな感じなの?ほぼ接した事ないし、第一、女性と付き合った事がない。だって・・・女性が苦手だから俺。

3→←どうしても触れたくない【ニカ千】



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作者名:みん | 作成日時:2024年3月6日 23時

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