3 ページ32
授業が終わると急いで校門のとこに行くと既に二階堂が待っていた。息を切らし二階堂のとこに向かった。
「お待たせ・・・!」
「そんなに焦らなくていいのに。海は逃げないよ」
「だって二階堂と一緒に出かけられるなんて夢みたいだもん」
「そう言ってくれて嬉しいよ。さぁ、海へ向こうか」
「うん!」
電車で二十分程乗り海へたどり着いた。水面がキラキラしてて輝いていた。いつぶりだろう。海見たの・・・。小学校低学年までだったかな?家族で海行ってはしゃいで迷子になったり別の意味でいい思い出。一眼レフで海を撮っていると二階堂が「俺も撮ってよ」て言ってきた。
「うん。もう少し左に寄って。そう。いい感じ」
数枚撮ると二階堂に確認してもらう。するとクールな表情していた二階堂が優しく微笑んだ。
「やるじゃん。もっと撮ってよ」
「やってみる」
海辺に靴と靴下を脱ぎ捨て海へと入っていく。服が濡れないように膝ぐらいまで捲り上げ海へ入り俺はシャッターチャンスを逃さないようにシャッターを押しまくった。数分後、お互い満足し海を後にした。海の近くにコンビニがありプリンを買った。二階堂は何も買ってない。プリンを買ってあげようとしたら「俺、甘いもの苦手だから」て言われてしまった。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みん | 作成日時:2024年2月1日 14時