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食事もまともに採れないしただ窓ガラスから見える風景を見つめた。今日に限って雲一つもない青空。そこに一羽の鳥が翼を広げて飛んでいた。きっと気持ちよく飛んでいるんだな。その風景を眺めると何だかその風景が嫌気がさしていきそんな気持ちを言葉にしてみよう。テーブルには食事が置かれていて仕方なく膝の上にスケッチブックを置きペンを握り言葉を綴った。書いているとノック音がし看護師がやって来た。
「千賀さん、お食事は…あまり採れなかったんですね。大丈夫ですか…?」
また頷くことしか出来なくて何で声が出ないんだろうと少し苛立ってしまう。看護師はそれに察ししたのか「ゆっくりで大丈夫ですからね。自然と声が出るようになりますから。それと、これ片して大丈夫でしょうか?」と言われ書いてる紙を捲り次の紙に「はい。お願いします」と書くと看護師は食事を持って病室から出て片付けに行った。俺は再びスケッチブックにさっき書いていた言葉を続けた。そんな中、コン、コンと叩く音がし、看護師かな、て思っていると入ってきたのはメンバー全員の姿。
「千賀、皆で来たよ」
きっと二階堂が誘って来てくれたんだろう。何日かぶりにメンバーの姿が見れて嬉しくなり涙が溢れた。宮田がハンカチを渡してくれて涙を拭いた。
「千ちゃん、何書いてるの?」
宮田が聞いてきた。頁の端の方に、作詞っぽいの書いてる。と書くと宮田が「それ完成させて」と言い出した。…一体何を

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作者名:みん | 作成日時:2024年2月1日 14時

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