今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:216 hit
小|中|大
Angel Fall ページ4
【天使パロ】
ワタル・ガブリエル
タイスケ・ミカエル
はぁ・・・。と大きく溜息。天界から見る人間界に飽きてしまった。毎日見れば飽きる。天界の仕事でめんどくさいもの。特に四天天使は・・・。俺は新米の天使等に神の言葉を教えに分厚い本を片手に言葉を教えに行く仕事だ。今日も教会に向かおうとした時、「ワタル」と声をかけられた。振り返ると肌を露出した俺と同じ四天天使のタイスケ・ミカエルだ。タイスケはハートの矢を持って人間界を覗いた。
「今日も縁結びしなきゃ」
「いい人見つけたの?」
「んー、今日はイマイチかも。婚期を急いでる感じのオーラが出てる人を見つけたけど何か俺自身、仕事に乗り気がないのか何となくなげやりかな・・・?」
「そんなんで天使の仕事していいのかよ」
「え、あ…駄目だね」
笑いながら人間界を覗いては矢を放とうとしている。しかし中々踏み出せない様子。そんなタイスケを見て俺は、タイスケの肩を、ぽん、ぽん。と優しく叩くとそれに安堵したように人間に向けて矢を放った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みん | 作成日時:2024年2月1日 10時