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アイスバース ページ3

【特殊設定:アイスバース】


部屋に戻るとさっきまで明るかった部屋が薄暗い部屋へと変わっていた。ベッドサイドテーブルの小さな電球のみ。そこには正しい寝息を立てて眠る二階堂の姿があった。流石に待たせすぎちゃったよね。多分一時間半ぐらい湯に浸かっていたかもしれない。俺は人より体温が低い為、常に体温を温存をしなくてはならない。長時間の入浴も大概にしなきゃいけないのに二階堂は、「気にしなくていい」て言ってくれた。ベッドの際に腰をかけ二階堂の寝顔を見つめていると、可愛くて思わず、あっ・・・。と声が漏れてしまい起こしてしまった。
「出てきたの?温まった?」
「うん。遅くなってごめんね」
「気にすんなって。ほら、こっちおいで」
手を捕まれベッドの中へ入り込むと先にベッドの中にいた二階堂の温もりで更に身体が暖かくなっていく。俺は二階堂の胸元に顔を埋め身体を小さく丸め身体の体温を下げないよう自分なりに工夫していた。これはアイスという人種の特徴。俺はその人種の一人でその中でも体温が低い方。自分の体質に気付いたのは約二ヶ月前。体温が一段と低くなり体調管理が崩れやすくなっていた。ただの風邪かと思いきやこれは奇病の一つだと知った。片想いを拗らせるとこの様な症状が出るという。俺は今、隣にいる人物に片想いをしている。人によれば感情性が鈍くなる。更に好意を抱くと、臆病かつ慎重になるらしい。これらの2パターンによる発展があるらしくまだ俺にとっては未知の世界。ただ恋に堕ちてしまったという現実しか知らない。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 千賀健永   
作品ジャンル:タレント
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作者名:みん | 作成日時:2024年2月1日 9時

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