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Epiphany ページ1
【健永がカミングアウトします】
君はきっと知らないんだろうね。俺がゲイという事を。隣で眠る貴方の頬に手を添え優しく撫でた。愛しい人。数回撫でると感触で目を覚ます貴方。
「ごめん。つい、触りたくて・・・」
「大丈夫。前にもあったから感触で分かった」
「そう・・・」
「何その返事」
「え、あ、なんでもないよ。俺シャワー浴びてくる」
そそくさに寝室を後にし脱衣所にて衣服を脱ぎ浴室に入る。シャワーを浴びると今まで我慢していた涙が溢れた。俺、本当に貴方の事が好きなんです。すすり声が出始めたちょうど廊下にいたのか「大丈夫か・・・?」と心配しに来たみたい。
「大丈夫だよ、気にしないで」
「そう。もし体調悪くなったら叫んで。すぐ来るから」
「ありがとう」
そう言って貴方は廊下から離れた。俺は入浴を済ましバスタオルで身体を巻きリビングに行くと貴方は一服していた。
「もう、吸う時は換気扇の下かベランダで吸ってよ」
「千賀て本当に駄目なんだな」
以前、紙だったがいつの間にかアイコスになっていた。アイコスでも臭いが駄目で吸う時はだいぶ離れてから吸って欲しい。
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作者名:みん | 作成日時:2024年2月1日 9時