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「このドレス、オーダーしたものなのよ。世界に一つだけのウェディングドレス」
「そうなんですか?!」
「俺、初めて知ったんだけど」
「あら、言わなかった?」
「言ってない。でもこのドレスいいな」
健永が写真を見つめ「これがいいかも」なんて溢し始めた。
「なら着てみる?」
「え、あるんですか!?」
「ええ、名古屋の方にあるんだけど持ってこようか?」
「健永、どうする?」
「俺、明日、名古屋の収録があるからその時持ってくるよ」
後日、夕方に健永から連絡があった。母親と取りに行って健永の家に行くとトルソーにウェディングドレスが着せられていた。写真と見たそのまま。かなりのボリュームだけどウエストラインは細くはっきりしていてシルエット的にも良い。一番好きなタイプ。健永も同じ事を言っていた。早速着てみると違和感ない。この時点で綺麗。しかし健永の母親はコルセットの紐を引っ張り始める。
「健永、もう少しキツくするわよ」
「う、うん。・・・っ!い、いたい」
「これぐらい我慢しないとダメよ」
コルセットの紐をキツく締めると更にウエストラインが強調された。挙式を決めてからダイエットに励んでいた。いかにも美しい身体を求める為、食事制限など徹底的にしてかなり絞った。俺もしていたけど健永みたいに常に心がけてはいなく健永を見ると凄いなと感心していた。周りから「綺麗になったね」「痩せたね」と言われご機嫌になる健永を見て何も言わない。下手にいえば、健永は絶対「それでいいの!何も言わないで」何て言葉を返しそうと思った。だから、言わない。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔 , 千賀健永   
作品ジャンル:タレント
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作者名:みん | 作成日時:2024年2月28日 21時

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