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「太輔・・・俺と結婚してくれますか?」
唐突の事で頭が真っ白。今何て・・・?俺が唖然してると彼がもう一度「結婚してくれますか?」て言ってくれた。よかった・・別れ話じゃなくて。安堵し不安の涙から喜びの涙に変わった。大好きな人だし断る事はない。もちろん。喜んで。と言葉を返した。彼も安堵し「ありがとう」と何度も言ってくれた。二人して涙を流し唇を重ね愛を確かめる。暫く抱き締めあっていると彼が身体を離しスマホを取り出した。
「太輔、ここに行こう」
「教会・・・?」
「そう。ここで結婚式挙げよう」
「準備早くない?」
「いいの。太輔のウェディングドレスが見たいの」
「撮影だけでいいじゃん」
「それじゃ意味ないの!ここはペットの参加も大丈夫だしベルにリングガールして貰いたいの」
「ベルに?!」
「そう!今、流行してるんだって。俺達にとって愛犬達は子供みたいなものでしょ?」
「うん」
「パピーでもいいけど年齢的にも厳しいかなって思ってベルにして欲しいの」
「そんな大役ベルに出来るかしら・・・」
「大丈夫!ベルはやる時出来る子から」
「そうだね。ベル、おいで。リングガールやるんだよ。出来る?」
そういうと元気よく「わんっ!」て言ってくれた。ベル、頼んだよ。
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作者名:みん | 作成日時:2024年2月28日 21時