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三年後、美思は六歳になり、陽翔は三歳になりました。今日は美思の卒園式。両親と高嗣の両親も来てくれた。美思はいつもより早起きし「かみ、むすんで」と言い卒園式に絶対付けたいと言い出したピンクのリボンを持ってきた。ハーフツインにしリボンを持ってきた。ハーフツインにしリボンを付けると「かわいい?」と何度も確認する。可愛いよ。て言うとはしゃぐ。そんなにはしゃいだらマイクの前で将来の夢言えないよ?なんて心配していたが本番は言えた。美思の将来の夢はアイドル。俺達の血だ、なんて思っていた。無事に卒園式が終わりお世話になった先生達と写真を撮り保育園を後にした。両親達と一緒に帰宅すると先に帰っていた高嗣と陽翔が出迎えてくれた。すると、「ここでまってて」と陽翔はリビングの方へと行ってしまった。俺と美思は玄関で待たされる事に。何だろうね。と美思と思ってるとリビングから戻ってきた陽翔。手にはピンクの花束。
「ねえね、おめでとう」
「ありがとう、はると」
「パパとかいにいったの。ねえねはピンクがすきだから」
「うん!ピンクすき。ありがとうね。あとではるとにだいすきなレゴあげるね」
「うん!」
花束を貰い美思は泣きそうになっていたが笑みを零した。多分お姉ちゃんだから陽翔に泣いてる姿を見せたくなくて我慢しているんだね。後でママと泣こうね。
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作者名:みん | 作成日時:2023年11月1日 20時