帰国したら疑われるとか聞いてない【名探偵コナン】

Episode3 ページ4

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「こんにちは！アメリカから来た犬井Aです！！よろしくね！！」









出来る限り声を明るくして使えるだけの表情筋を使ってとっても明るい女の子を演じた。


ほら、そこの男子達。

お顔が赤いぞ。









「犬井さんはー、じゃあ毛利さんの隣ね？」


「はい！…はい？」


「あ、私です！」









声をした方に顔を向けると黒髪ロングの美少女ちゃんがいた。




ホームルームが終わったのでとりあえず話しかけてみる。









「よろしくね！毛利ちゃん！」


「蘭でいいよ？」


「あ、じゃあよろしくね、蘭」


「Aって呼んでも平気？」


「うん、大丈夫！」


「ちょっと蘭抜けがけ！？」


「っ、びっくりした…」


「もー園子ったら…Aびっくりしてるじゃん」


「私鈴木園子！園子って呼んでね！」


「私Aって呼んでね！よろしく園子！」









かわいーー！とはしゃぐお嬢さんが2人。


うん、ごめんね、私こんな天使みたいな性格じゃない。









「Aって苗字通り犬って感じするわね…」


「…え〜やめてよ！酷いなぁ…」









園子の言葉がどこが好都合だったので犬ポジを狙おう。


と思い明らか〜にしゅんとした顔をすると蘭や園子が「やっぱり犬だ！」と騒いだ。









うん、はい、どうにでもなれ。









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時は流れ放課後。







「ポアロ？」


「そう！すっっごくイケメンがいるのよ！」


「イケメン？」


「もう、園子ったら…とっても美味しいハムサンドがあるの」


「ハムサンド！？いく！！！」









犬キャラだからね。

ご飯で釣られなきゃ意味がない。はず。









「アンタが犬にしか見えなくなってきた…」


「う、うん、私も…」









ハハッ

愉快愉快。

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