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色々な歌い手さんについて調べて1時間程経っただろうか。あの配信に出ていた人たちのことはある程度理解出来たと思えた頃、お兄ちゃんが部屋の扉をノックした。
「お兄ちゃんどうしたの？私の部屋に来るなんて珍しいね。」
「急にごめんね？寝てたら明日にしようと思ってたけど起きてて良かったぁ。ねぇA。再来週の日曜日って何か予定ある？」
この兄は私が一緒に遊ぶような友達がいないことをわかっててこの質問をしているのだろうか……？
「特に予定とかはないよ。学校だってとっくに卒業してるし春休みは基本暇だって前にも言わなかったっけ？」
そう、私はこの春に高校を卒業した。4月からは大学生だ。とは言っても都内の大学に進学するので生活スタイルは特に変わらないが。
「いや、それは確かに前にも言ってたけど！一応予定が入ってる可能性もある訳じゃん？」
「……私、お兄ちゃんに似て学校に友達いないって話をまたしないといけないの？」
「うっ……大変申し訳ございませんでした。」
「わかればよろしい。んで、再来週の日曜日がどうかしたの？」
くだらない茶番を広げつつ私はお兄ちゃんに要件を訊ねた。
「そう！昼間カラオケ一緒に行くって話してたでしょ？天ちゃんとこのマンションのパーティールーム借りてプチパーティーしようってなったんだ！もちろんその部屋にはカラオケ設備もある！どう？」
「いいの……？めちゃくちゃ嬉しい！っていうかこの短時間でそんなこと考えてくれてたの？」
「良かったー！Aのためだからね！一応そらるさんとかうらたさんとかさかたんとか天ちゃんとかの今日いた人たちは呼ぼうと思ってるんだけど……大丈夫？」
「私はいいけど……。その人たちの前で歌ったら私が『まぬんちゃん』として歌ってたってことがバレちゃうんじゃないの？」
「大丈夫だって！一応ボクも同じような声出せるし？万が一何か言われても『兄妹だから』って言えば何とかなる……はず！」
「本当に大丈夫なのかな……。」
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すーぱーぬこになりたい
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海鈴(プロフ) - たいやきさん» わわ！ありがとうございます！！好きって言っていただけてものすごく嬉しいです💕結末も決まってないようなこのお話ですがこれからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (8月11日 17時) (
レス) id: 166c904f24 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - はじめまして！好きです💖文才力分けてください〜！これからも無理のないように頑張ってください！ (8月11日 15時) (レス) @page30 id: a24130049d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海鈴 | 作成日時：2021年4月4日 0時
