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#5 ページ6

『…驚かせてすみません。』

あまりに驚くものだから、俺は思わず謝った。

ア?「今アリスって言った…?」

『言いました。』

完全にパニック状態に陥っていて、面白いから名乗らずに放置してみる。

バ「アリス、ラビットだよ!」

こっちの使い魔は優秀らしい。

『中三…兎角Aです。』

ア?「はあ…」

これ完全に放心状態だな

『…本名聞いていいですか?アリスって呼ぶの私も嫌なんで。』

ア?「あ、そっか。俺は有栖川光。高一。よろしくね。」

アリス―もとい有栖川さんはにっこり微笑んだ。

結局アリスなんだな。

てか先輩だからさん付けか。

『…よろしくお願いします。有栖川さん。では。』

そーいや追いかけてきたけど話すことないや。

有「え、ちょっとまってAちゃん!」

帰ろうとしたら、有栖川さんが話しかけてきた。

『…何ですか。できたら名前にちゃん付けやめてほしいんですが。』

有「何で?」

まじか。

『…まあいいです。で、何か用ですか?』

そういわれて、やっと話す内容がないことに気づいたらしい。

有「えーと、あのー、そのー、あっそうだ!

骸盗が他に誰が居るか知ってる?」

『知りません。』

しまった。即答はまずかったかな。

顔がはえ?って感じになってる。

『まあ、誰かと会ったらお知らせしますね。

連絡先交換します?』

結局、連絡先交換して帰った。









**********
かぎかっこ内の夢主ちゃんの一人称が変わってるのはわざとです。

#5.5 光side→←#4



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作者名:暁刹那 | 作成日時:2020年10月17日 12時

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