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#34 ページ36

2人が呆然としてこっちを見た。

初「おい、顎だ。顎だけ実体がある。」

有「…だったらなんで攻撃しないんだ?」

初「俺の武器じゃ倒せない。その猫なら知ってるだろ?」

有「ほんとか?」

疑ってるねえ。

猫「はい!見ました!」

マジかこいつ。

アリスが黒い兎の顎を大きいナイフで攻撃した。

瞬間ハッターが水鉄砲で攻撃して黒い兎を倒した。

『wwwひでえww』

かわいそwww

すると、アリスが此方を涙目で睨んだ。

有「A〜?お前知ってただろ」

『さあ、何のことやらww』

俺が惚けると、アリスの頭にイラつきマークが浮かんだ。

猫「あの!」

アリスが何か言おうとしたとき、ティシャが割り込んで話し始めた。

猫「倒してくれて、有難う御座いました。」

そして俺とハッターに向けて頭を下げた。

虫唾が走る。

有・公「ありがとうじゃ無いだろ!/ありませんわ!」

あ…

よかった…

突っ込みが居た。

…帰ろ。

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作者名:暁刹那 | 作成日時:2020年10月17日 12時

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