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「こんにちは、私、当ゲームの司会を務めますシズと申します」
目の前の変な生物が言った。
俺の名前は兎角A…
ごく普通の中学校に通う、ごく普通の中三生…
なのだが…
頭の上にはうさ耳。
赤ジャケットに懐中時計。
…なんだこれ
!そうだ!これは夢なんだ!
じゃあ好き勝手言っても大丈夫だよな←
シ「聞いてますかー?」
『聞いてません!』
シ「もーちゃんと聞いてて下さいヨ!だめデスよそんなんじゃ!」
そんな軽いノリでいいのか!
シ「骸盗ゲームは魔界の最高のエンターテイメント!!
第4219回のテーマは〈不思議の国のアリス〉!ドレスコートもまた然り!
いやいやいやいや…
『何で?』
シ「何が?」
いや、
『なんで俺?』
シ「それは隣のビルに聞いたほうがよろしいかと」
シズは俺の隣を飛ぶ変な物体を指差した。
『ビル?』
ビ「だって〜もうゲーム始まっちゃうし〜そしたら目の前を通り過ぎてったから〜もうこいつでいいかなって」
テキトーかよ!
シ「まあ、偶然ですヨ!これも運命だったということで!」
シズが必死に弁解を始めた。
…彼(彼女?)も大変だな…
シ「まあ、骸盗ゲームの説明を致しまショウ!
そもそも“骸盗”とは…」
そうしてシズから骸盗ゲームの説明と今なら降りられることを説明された
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作者名:暁刹那 | 作成日時:2020年10月17日 12時