梟乃末路 ページ9
「蒸着！」
そう叫んだミッチー、という妖怪の体にマントなどが装着された。少し変化した姿の彼は、こう名乗る。
「ハイパーミッチー！」
なんだか強そう！(…そうかの？)
「ｽﾀｯ! 説明しよう！ハイパーミッチーとはわずか0.2秒にしてハイパーミッチーマント、ハイパーミッチースーツを蒸着させるのだ！」
ケースケくんが問いかける。
「ねぇ、この数字は何？」
ケースケくんが指差したのは、右上の方に表示されている、虹色のカウントダウンだ。
「いい質問だ。ハイパーミッチーでいられる時間は限られている。今こうしている間にも、制限時間は刻一刻と減っているのだ。」
「どうでもいいからアイツを止めてー！」
「お任せを！ あっ、残り10秒。」
…説明長い。ハイパーミッチーは真魔軍神フクロウに突っ込んで行き、体当たり？などを食らわせている。フクロウはダメージを…負っているのか？
「5！ 4！ 3！ 2！ 1！ゼローーッ！！」
カウントダウンの「0」の所で、ハイパーミッチーは、普通のミッチーに戻ったらしかった。イキイキとしていた表情が、暗くなった？
「あ… い、いかん！」
フクロウは、ミッチーをぶっとばした。
「はひーーーん！！！」
「…フクロウ、ナイス」
私は思わず呟いてしまった。
「あらら…」
「解説とかに余計な時間を使うから…」
一方、トウマはフドウ雷鳴剣を探し出した。
「不動明王！ また力を貸して…」
トウマはフドウ雷鳴剣を握った。すると、フドウ雷鳴剣が光り、見た目が少し変化した。
私たちの方は、フクロウがだんだん近づいてきていた。三人が怯えている。私は前に出された。わらわの仕業だ。
「フクロウの子よ！聞け…」
わらわが叫ぶと同時に、フクロウの背後から不動明王が飛び出してきた。先程の不動明王とは違い、神々しさが増している。
「不動明王 天… 参る！」
不動明王 天はフドウ雷鳴剣に力をチャージする。
雷、豪、電、激！
「雷鳴、鉄槌切り!!!」
フクロウは、それに斬られた。そうなる寸前、私は自分にバリアを張り、瞳を閉じた。ここの世界に残るためだ。目を開けると、先程と同じ場所だ。
ただ、ひとつだけ違う。真魔軍神フクロウがいないのだ。私はかるくため息をつき、歩き始める。フクロウがいた所に向かって。
そこで立ち止まり、フクロウだったわずかな粉を掬う。(その後の事はは妾に任せろ、Aよ)分かってるわ。
私は、掬った粉に息を吹き掛けた。
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スプラMOMIZI(プロフ) - ポンズイさん» コメントありがとうございます！忙しいためたまにしか更新できませんが頑張ります(^^) (2019年6月27日 7時) (
レス) id: e49f68cb2e (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - この作品を読ませて頂きました！本当に面白いです！！これからも更新頑張って下さい！！更新楽しみです！！（＾ν＾） (2019年6月25日 19時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - 真利奈さん» コメントありがとうございます！フクロウいいですよね…かっこいい… これからもよろしくお願いします（＾◇＾） (2018年8月10日 8時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
真利奈 - 私、フクロウが好きなので生きていて良かったです！とても面白い作品なのでこれからも更新するのを頑張って下さい！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: a3edb60187 (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - ヒカルさん» ありがとうございます！なんなんでしょうねあの方ねぇ、これからもよろしくお願いします(^∀°) (2018年8月9日 12時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
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