転校生は本物の悪魔なようで 2

お父さん ページ9

ま、あえてそういうことをいわない方がかっこよくない!?

…ま、まあいいや。

え、えーと。

「…あ、あのさぁ。」

「ん？なに？」

「鈴花のお父さんは鈴花を庇ったんでしょう？」

「…ま、結果的にはそういうことになるわね。」

「な、ならそれがいきる意味なんじゃないかな！？」

「…は？」

「だって、お父さんが助けてくれた命なんだよ？
お父さんの気持ちをしっかりと背負って生きていくことが大事だと思うし。

何より、お父さん自身も鈴花に生きてほしかったと思うよ！」

私が小学生以下…いや未満かもしれない
そんな頭で考えに考えた答えだ。
そして、ついでなんだけど…

「鈴花のお父さんってさぁ。

人間だったりしない？」

そう、これが気になっていたてんだ。
もしも、お父さんまでもが悪魔だとしたら鈴花は正真正銘の悪魔だったはずなんだ。

なのになんでこんな人間みたいな体をもっているのか。
それは、お父さんの遺伝なんじゃないのかな。

…そう考えてこの問いを出してみたんだけど。

「…さぁ？私にはわからない。
そんなこと聞いたことないし…。
第一、遺伝子の問題だとしても私がお父さんのそのまた両親に似たのかもしれないし。」

と、いわれてしまいました。
oh…せっかくの私の考えが。

まぁ、でも…→←いきる意味

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