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「もっとAのこと知りたいねん」
『なにそれ(笑)』
「ほんまやって。俺のことどう思ってんの？」
『え、告白？』
誠也くんとAは、きっと固い信頼で結ばれてる。
なんでかは知らんけど、お互いがお互いを自分のテリトリーに入れてる気がして。
やのに、誠也くんと喧嘩した時、Aはずっと俺のそばにおった。誠也くんでなく。
今日やって、俺がいないと探して不安そうに。
『まさかどくんあたしのこと好きなん？』
「そら好きやで。でもそれこっちのセリフやねん」
『…あたしい？好きやでめっちゃ』
両想いやなあ、腕を絡ませて擦り寄ってくるA。
いつものテンション、いつもの口ぶりから一転して、自分でもよう分からんねんけど、とポツリ。
『………たぶんなあ、本能やねん』
「…ん？」
『おってほしいねん、そばに。』
俺の肩に頭を預けて、馴染みのある名前を呟く。
『…流星はともだち。丈くんはおもろい先輩、誠也くんは…あたしを守ってくれる、お兄ちゃん』
「うん」
『まさかどくんは不思議。…楽しいとかおもろいとか、安心するとかないねんけど』
「おお、辛辣」
『どきどきするよ。多分、おってほしいねん、一緒に』
理由もなく。なんでなんやろ？と、俺の頬に手を添えて、顔を覗き込むAの表情は初めて見るような。
射抜く視線が熱くて、じわりと汗が滲む。
あかん、相手は酔っ払いや。
グッと堪えて、平静を装い話を続ける。
「こら」
『ええ、あかんの？』
ぐ、…その顔で言われたらなんも言われへん。
あかん理由はどこにもないねんけど、あるとしたら俺。
厚いホテルのパジャマは、Aの体のラインがぼやけて写る。
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はに(プロフ) - kkさん» わ~嬉しいですありがとうございます🥲思う通りに全然表現できなくて、伝わらないかなあと思いながら書いてたので本当に嬉しいです🥹🎀そこの関係性はもっと深くなる予定ですし、他にもでしゃばってくる予定です🌟ありがとうございます (11月9日 21時) (
レス) id: 8b923b9c56 (このIDを非表示/違反報告)
kk(プロフ) - はに様の更新を最近の楽しみにさせて頂いてます❤︎メンバーとの絶妙な距離感(特に💙や❤️)がめちゃくちゃ大好きです❤︎これからも更新楽しみにしています🥹💕 (11月9日 10時) (レス) id: 797470a670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2023年10月11日 20時
