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episode:80 ページ31

亜嵐side

あっぶな。茉白の走る音が聞こえたからメンディーくんに急いで出入口に立っておいて貰って良かったわ。

今この資料見られたらめんどくさいし。

亜嵐「涼太、これ全部片付けといて。」

涼太が資料を片付けてる間の時間稼ぎに茉白の傍へと歩み寄った。

亜嵐「どしたの?」

そう聞いても茉白はメンディーくんに抱きついたまま小刻みに震えていた。

ちらり、と涼太を見ると指でオッケーサインをしてたから片付けは終わったんだろ。

亜嵐「ほら、そんな床に座ってないでこっちおいで。ホットミルクあるし茉白の望む事してあげるから。」

『…メンディーさん、このままずっと抱きしめてて。1人は怖いの……ッ!!』

かーわいい。躾た甲斐があるよなぁ。
ここまでベッタリ懐いてくれるなんて。

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作者名:緋扇 | 作成日時:2018年2月4日 22時

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