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episode:5 ページ6
龍友side
龍友｢なーにをガチャガチャやっとるん。そんな事しても開かへんよ。｣
非常階段下で逃げ場を塞ぐように立ちながらそう言うと猫ちゃんは俺の顔を見て舌打ちした。
ははっ、この俺に舌打ちするとかいい度胸してるやん。
『……私に何の用なの。』
龍友｢ちょっと一緒に来てくれへん？｣
『嫌って言ったら？』
拒否権なんかある訳ないって分かっとるのに敢えて聞くんか。
今回は楽しめそうな子やなぁ。
龍友｢その場合は無理矢理連れて行く事になるんやけど……その方が好みなら俺はそれでもええよ？｣
ゆっくりと階段を登り猫ちゃんに近付きその顔に手を添えた。
龍友｢大人しく言う事聞くか、無理矢理連れて行かれるか……好きな方を選び。｣
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作者名：緋扇
| 作成日時：2017年12月29日 23時
