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episode:31 ページ32
裕太side
亜嵐「首輪するのは決定事項だから。裕太くん。」
この茉白の性格やったらこうなるやろなぁ。
茉白の腕を背中へ回して拘束すると涼太が笑顔で首輪を持ってきた。怖っ。
『いや!裕太、さん……離して!!』
裕太「ごめんなぁ、それは無理やわ。」
涼太「大人しくしてや。綺麗に嵌めれんやろ。」
ガチャリ、と無機質な音を立てて赤い首輪が茉白に嵌められた。
涼太「ほら、似合ってるよ。俺らの飼い猫の証。」
緩んだ俺の手から逃れると茉白は首輪に手をかけた。あ、それはあかん。
俺らの予想通り、外そうと首輪を引っ張った瞬間バチバチと電気の音がした。
『っ、うあ……!!なに!?』
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作者名:緋扇 | 作成日時:2017年12月29日 23時